人材育成

人材育成

 

建設業就業者は55歳以上が約43%、29歳以下が約11%と高齢化が進んでいます。次世代への技術承継が大きな課題になっています。労働人口の絶対数が減少傾向にある中で、人材確保は他産業との競争になります。その時、勝敗を決するのは企業が放つ「魅力」でしょう。
今後、若年技能者の努力や才能、実績を評価する仕組みづくりはますます重要になってくる中で、私たちは人財育成・教育に力を入れていきます。若年労働者が現場から逃げずに一生懸命取り組んだ経歴を顕在化させ、次の現場に活かし、処遇向上につながるような様々な取り組みに挑戦していきます。その一つが「上達保証制度」です。

会社として、3年間で一人前の職人にすることを目標にし、ひとりひとりの育成プログラムを組んでいきます。
職人は一生が修行だと言われていますが、若者に「一生かけて腕を磨け」と伝えてもゴールが遠すぎて想像がつきません。特に、外国人留学生は在籍期間が限られているので、何をいつまでにどんな風に教えるのか「目的・期間・手法」を明確にして、ひとりひとりに合った教育を行います。
私たちは、外国人留学生も積極的に受け入れえています。外国人留学生を受け入れる目的は、労働力を補うことだけではありません。国を離れてはるばる日本にやってくる人への「思いやり」や、言葉が通じにくい人とコミュニケーションを取る際の「気遣いや想像力」等、日本人が学び、品性を完成させることこそ重要だと考えています。
N3,N2レベルの日本語能力の取得を最終目標に設定し、快適な学習環境の為に、学習場所、教材、学習時間を確保しています。