BLOG

ブログ

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 建設業
  4. 実技実習生を育てる「優良」な実習実施者とは

実技実習生を育てる「優良」な実習実施者とは

人手不足などで外国人技能実習生を受け入れたい場合、その技能実習生を育て導く良き実習実施者が必要となります。

「優良」と判断される実習実施者の基準や、そうなることのメリット、どのようにすれば「優良」と判断されるのかを見ていきましょう。

「優良」な実習実施者とは

「優良」な実習実施者とは、一定の基準を満たし、どんな技能実習生も指導できる人のことを言います。

企業がこのような「優良」な実習実施者を獲得していると様々なメリットが受けられるため、事業が有利に進む可能性を含むのです。

指導がきちんとできることが証明されれば、継続して技能実習生を雇用でき、慢性的な人手不足を解消できるチャンスが訪れます。

優良基準とは

「優良」な実習実施者になるための基準は点数制となっており、様々な要因で判断されます。120点満点中72点以上で「優良」な実習実施者です。

上の表では、技能実習生の区分が第1号、第2号、第3号と3つに分かれていることがわかります。

第3号が最もレベルが高く、このレベルに達した技能実習生を指導できるだけの力を身につけているのが「優良」な実習実施者です。

より具体的な優良基準は以下で見ていきましょう。

技能の習得実績

実習実施者は、業界で必要となる、または有利となる技能を習得していると得点が上がります。

優良基準は120点満点と前述しましたが、点数はマイナスになることもあります。「優良」な実習実施者を目指すならここは必要な実技試験の勉強をして合格しておきたいところです。

しかし、過去に合格実績があっても古い内容であれば認められません。過去3年以内の合格実績で評価されるため定期的な更新が必要です。

法令違反等の発生状況

得点がマイナスとなってしまうものとして代表的なものが法令違反などの発生状況です。

過去3年以内に改善命令を受けたことがあるなどした場合にはマイナスが付きます。

逆に違反がなければプラスになるため、これから「優良」な実習実施者を目指すなら過去3年の企業の出来事を整理しておきましょう。

技能実習生への支援体制

技能実習生を受け入れるなら、実習生に対する考慮も優良基準に反映されることを忘れないようにしましょう。

得点はそこまで高くはないものの、実習生の言語で支援ができる体制が整っていると判断された場合には点が入ります。

全ての母国語で相談が可能な相談員を確保していれば、得点はさらに伸びます。

技能実習生への待遇

実技実習生への待遇の良し悪しも得点アップの要です。

特に給与関係が重視されており、最低賃金がいくらかなどによって得点に差が出ます。

昇給をいつどれくらい行ったのかなども優良基準に反映されるので、注意しましょう。

「優良」な実習実施者になるメリット

photo by Kreg Steppe
Today is Towel Day in honor of the late Douglas Adams. So don’t you want to be a frood who really knows where his towel is?

「優良」な実習実施者になるには、上記のような優良基準を満たして得点を得る必要があります。

大変な準備をしてまで、「優良」な実習実施者になるメリットはあるのでしょうか。

実習期間の延長が可能

技能実習生が入国2、3年目から4、5年目となる第3号の最高レベルにまで達すると、それを指導する実習実施者は「優良」と認められていなければなりません。

つまり、「優良」な実習実施者になれば技能実習生の受け入れを3年から5年に延長できるようになるのです。

より知識と経験がついた技能実習生であれば大きな戦力となってくれるでしょうから、3年で実習生を手放すのはもったいないと言えるでしょう。

受け入れ人数枠の拡大が可能

実習実施者になれば何人でも技能実習生を受け入れられるわけではありません。人数には限りがあります。

しかし、監理団体と実習実施者の両方が優良であると認められている場合には、そのどちらかが優良でない場合と比べて2倍の人数の技能実習生を受け入れることができます。

基本となる技能実習生の受け入れ人数は、実習実施者かつ常勤職員数の人数に応じて変動します。

ただし、この条件で受け入れ人数を多く設定可能となるのは第1号、第2号技能実習生に限ります。

まとめ

「優良」な実習実施者になるには時間も労力もかかります。

優良基準を満たすための努力を考えると大変かもしれませんが、もともときちんと法令に乗っ取って営業している企業ならさほど点数獲得に困ることもありません。

「優良」な実習実施者になれば、外国人技能実習生の実習期間の延長や、受け入れ人数の拡大ができるので検討してみてはいかがでしょう。

関連記事